課題
SEO対策を行ったコンテンツが不足している
今注目されているeスポーツ事業なども手掛けている企業ですが、SEO対策が不足しており、ゲーム関連の順位が低く、PV数がふるわないのが課題です。
弊社で既存のコンテンツを検証してみましたが、全体的にニュース記事が多く、コラムなどキーワードを意識した記事が少ないことがわかりました。SEOを意識したコンテンツが少ないのは、ニュースサイトとコラムサイトのどちらで進めたいのかを明確化していないのが原因だと感じました。
業界や新作ゲームに関するニュースばかりが配信され、コラム記事の内容が弱いと、ユーザーから見ると、競合他社に比べて不親切な印象を与えてしまいます。そのため、単純にキーワードを増やすといったSEO対策ではなく、コラム記事へのシフトなど内容面の充実が課題と分析しました。
施策
キーワードマッピングにより記事の方向性を明確化
ニュースサイトなのか、コラムサイトなのかが不明確になっていたクライアントの課題を解決するため、最初にキーワードマッピングを提供し、作成すべき記事の方向性を提示しました。
サイトの方向性とキーワードを改めて設定した後、新規記事の作成に入ります。既存記事については活かせるものは、リライトを行ったのです。
記事作成において狙った方向性として、クライアントと話し合ったサイトの方向性関連のキーワードをはじめ、ゲーム好きなユーザーの興味を惹くキーワードを設定しました。
競合他社のサイト掲載記事を検証したところ、ネットの意見を中心とした記事が多く見られました。対策として、クライアントへの社会的責任の追及を考慮した結果、炎上リスクや不透明なエビデンス提示を回避した記事を作成することを心がけています。
ユーザーに大きなインパクトを与えるようなキャッチーさには欠けますが、その分質で勝負します。サイトのユーザー層を分析したうえで、ユーザー層を考慮した表現を見直すなど、興味を惹く内容を読みやすく、軽快に読めるよう心がけました。PV数の変動レポートは毎月末に検証し、PDCAサイクルも回しています。
成果
月間PV数1,000%アップを達成
コンテンツの質とドメインパワーが合致したこともあり、開始3ヶ月目に弊社作成コラムがビッグワードで上位表示を達成しました。その月のPV数は、施策開始時の5,317PVから17,098PVへ大幅上昇し、月間PV数300%アップを達成しました。
炎上リスクを回避し、キャッチーさは求めず、質を高めることを重視した結果、質の高さで上位表示を達成したと手ごたえを感じています。
その後も、コンスタントに検索ボリュームとSEOを意識した記事を追加し続け、現在では50,524PVを達成し、施策開始時と比較して月間PV数は約1,000%アップを更新しています。なお、クライアント様でも記事の作成や作成・更新していただいていますが、サイトのPV数に貢献したTOP10は弊社作成の記事でした。
お客様の声
「意識が大きく変わりました」
サイトの方向性が定まっていないとのご指摘を受け、なるほどと思いました。競合他社のサイトの分析結果なども説明していただき、どうすべきか方向性がわかったことに感謝しています。
サイトの新たな方向性に即した高品質な記事を作成していただいた結果、想定以上のPV数アップにつながったので、これからも引き続きサポートしていただきたいと思っています。